雨の日の作業、お仕事、バイクに必要なものです。
●カッパの選び方 | ●カッパの違い |●中が濡れるのは? |●ヤッケって何? | ●カッパの保管方法
◆ナイロン素材の合羽(上下組)、レインコート、安いビニール合羽、特殊用途用合羽、ヤッケと分かれています。
違いについては上記リンククリックで
◆価格は普通サイズの価格です。3L寸以上は300円づつアップします。
※現在リニューアル中です。ちょっとみにくい部分がありますが、ご了承くださいね。手作りしてます(^^♪
ナイロン素材のいわゆる合羽・レインウェアです。裏メッシュ張りがほとんどです。上下組みです。
●合羽の上下別売りです。
コートタイプです。ズボンはありません。
ビニールでできた作業用の合羽です。バイクや自転車などには向きません。
畑作業など汚れる作業でもどうぞ。
ただし、中は蒸れます。汗だくになるため、中の服は汗で濡れる可能性が高いです。
●特殊用途用の合羽です。
こちらは、ヤッケです。風除けですね。 撥水効果はありますので、水は弾きますが防水加工はしてないため、 長時間、雨の中にいると染み込んできます。 特に縫い目はメバリしてないため、しみこみが早いです。 小雨程度ならOKです。かぶりタイプ、V首タイプといろいろあります。 |
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●カッパの選び方
まず何に使うかで違います。作業でドロドロになるような場合は、使い捨てタイプの安いビニール合羽でいいでしょう。ただし中がベチョベチョになりますよ。(下に理由あり)
バイクや自転車で使われる場合は、ナイロン素材で裏メッシュタイプ(ほとんどそうですが)がベストです。価格の違いは表面素材の質の違いです。耐水圧も違います。
耐水圧5,000mm、10,000mm、20,000mmとか書かれてますが、これは簡単に説明しますと、5000mmの場合は、合羽の素材の上に高さ5,000mm(5メートル)までの水を乗せても漏れません、という意味です。通常普通の道をバイクで走る程度であれば、耐水圧5,000mmでも漏れることはありません。高速道路を長時間走る場合は、10,000mmとか20,000mmとかにされた方がいいでしょう。ただし、価格もその分上昇します。
またもうひとつ、透湿性素材で、透湿度というのがあります。5000g/u/24h と表記されたりしますが、これは素材1メートル四方あたり、24時間で5キロ(5000g)の水分を透過させる事ができる、という意味です。数値が大きいほど中が蒸れにくいですが、その分、耐水圧は小さくなります。
ズボンですが、前チャック付とないのがあります。チャック付は男性がオシッコする時には便利ですが、チャックは水が染みますので、座席に座って、チャック面が折れ曲がりそこに水が溜まると一気にしみこんできます。ですので私個人的には、チャック無しをおすすめします。(体験談)
縫い目は目張りしていますが、ズボンの場合、バイクなどに乗って擦れるとだんだんと傷んできて最終的には水が侵入してきます。だいたい3年が目安です。雨降りに乗る事が多いと早まります。
ですので当店で販売しているカッパの場合、旅行などで携帯したいならポケットコート、汚れる仕事をするなら安いビニール合羽、自転車などでちょっとそこまで程度なら、ナイロン素材のお手頃価格のカッパ、バイクで30分以上走る場合は、ちょっと価格の高いカッパ。ツーリングなどで使用したいなら、当店の一番高いカッパかバイク専門店で売っているバイク用ですね。
●カッパの違い
上にも書いてますが、ビニールとナイロン素材があります。ビニールは中がべちゃべちゃしてきて、長い時間着ていると濡れたようになります。(理由は下に)ただ、安いので汚れる仕事で使い捨てにされる場合はお得です。
ナイロン素材は、裏に防水樹脂などをコーティングしています。ビニールよりも軽いし動きやすいです。ほぼメッシュ張りしていますので、中がベタベタする事はあまりありません。バイクや自転車など、また長く着用されたい方はこちらの素材です。
価格の違いは、ナイロン素材の品質の差です。上記カッパの選び方に書いているような耐水圧でも違いますし、透湿性素材でも違います。透湿性素材は、汗の水蒸気は通すけど、水は通さないという素材で蒸れにくいと言われています。ただ、素材事態は風が侵入してくる事はないので、全く蒸れないわけではありません。多少だと思ってください。但し、軽量タイプになります。軽いです。
あと、本格的な登山用とかバイクのツーリングに使うなどは、その専門店で揃えていますので、当店はあくまでも仕事や作業、買い物・レジャーなど日常の生活で使用するカッパを扱っています。
●中が濡れるのは?
よく雨が漏れる、と言われる事があるのですが、古くなれば漏れてきます。が、だいたいの場合は汗です。カッパの中で汗をかくとそれが水蒸気になります。カッパは通気性がないので、カッパの表面まで行くと出口がなく、カッパの表面は雨で濡れているため冷えています。そうすると水蒸気はカッパの裏側(中側)で水に変わります。冬の結露と同じ原理です。冬の窓の内側が濡れている、雨が降ってないのに濡れますよね。それと同じです。で、時間の経過でそれが増えてきて、服が濡れたりベタっとしたりします。
ビニール合羽の場合は、直に触れているため漏れていると感じます。ナイロン素材のメッシュ張りだと、その水分がメッシュの間に入り込みますので、ベタッとはしてこず、メッシュに触れていますのでサラッとした感触です。
本当に漏れているかどうかは、すぐに濡れてくるかどうかでわかります。本当に漏れている場合は、本降りの雨であれば着てすぐに濡れてきます。古くなったか、新品の場合は不良品(目止めミスなど)の可能性があります。15分以上してなんか湿っぽい、けどそんなに濡れてない場合は、汗の水分による結露です。
ズボンの股部分が一番早く劣化して、目止めが効かなくなり水が浸入してきます。パンツまで濡れた場合は交換時期ですね。
●ヤッケって何?
ヤッケとカッパって、パッと見、同じに見えますよね。でもヤッケはナイロン1枚もので縫い目の目止めもしてないため、雨は侵入してきます。なので要は風除けですね。ただ、ナイロン素材(最近はポリエステルも増えてます)は、撥水効果があり、水をはじきます。なので小雨程度で短時間であればしのげます。
洗車であればビチャっとかからなければ大丈夫です。ただ、天井などを洗う時に、身体が濡れた車体にベタッとくっついていると染み込んできますのでご注意を。
ヤッケは価格も安く、コンパクトにたためます。また上下別売りしていますので、これで見分ける事ができますよ。冬の外での作業では風が中に入ってこなくて、自分自身は身体を動かしているので、雪が降るような気候でなければヤッケ1枚で防寒対策はできますね。警備などで立ちっぱなしだと身体が動いてないので、寒いです。
ただ、フードもついているので(かぶりタイプの場合)、冬場の観光などで雪がちらつくような時は重宝するかもしれませんね。京都観光にはおしゃれなヤッケってのもあり?また軽いので荷物にもなりませんし。
●合羽の保管方法
単純な事ですが、しっかり守れば合羽の寿命まで着る事ができます。
まず脱いだらハンガー等にかけてしっかりと乾かす事。肩にハンガーをしっかりと合わせてください。違う部分にとんがった部分が当たって突っ張った感じになっていると、そこの部分の裏張りの防水加工が剥がれてしまい、水が浸入するかもしれません。
で、、、しっかりと乾かしたらきちんとたたんで、付属の袋(付いてないのもあります)に入れておく。袋が付いてなかったらなんでもいいです。スーパーの袋でも。新品の時の折り目を覚えておいて、毎回同じたたみ方をした方がいいと思います。しわくちゃにすると、裏張りの防水樹脂がひび割れて水が侵入してきますので、きっちりとたたんでください。
あ、乾かす際にはドライヤーなどはあてないでくださいね。熱に弱い素材ですので。風通しのいい場所であれば水を吸わない素材なので乾きは早いです。湿度が高いとなかなか裏地まで乾きませんが・・・
それから、バイクのシート下のスペースには入れない方がいいでしょう。そこは夏場はエンジンなどの熱で結構高温になります。高温には合羽の素材は弱いです。傷みが早くなります。リュックなどで携行した方がいいですね。
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